いろいろつれづれ

つれづれと、いろいろ。

キーケース買ったのとMAMORIOについて

つい先日、健康診断に行った際の着替えで鍵を病院に忘れてしまった...

いつもズボンのベルトフックに引っ掛けているのを外して、そのまま着物入れのカゴに置き忘れたまま帰ってしまった。気づいた時が自宅近くの駅に着いた時で、連絡してそのまま病院に戻って受け取った。交通費二倍ですよ。ええ。

で、ちょっと鍵の管理を見直そうと思い、Amazonで良さげなキーケースをポチった。買ったのは下のダークブラウンのもの。

それが今日届いた。価格が安いので心配してたけどいい感じのものでよかった。

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 で、今日お話したいのはキーケースだけじゃなくて、鍵の中に混じってついている黒いタブみたいなものについて。

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これはMAMORIOっていう落し物防止タグになる。

mamorio.jp

忘れ物防止タグっていうのは最近流行りのIoT (Internet of Things)の商品カテゴリの一つ。BLE(Bluetooth Low Energy)という低消費電力な規格を使って常に信号をBluetooth経由でスマホに送り続け、落としたりして信号が受信できなくなったらアラームを通知し、最後に信号を受信した位置を通知してくれるといったものになる。

忘れ物防止タグについてはいろいろあるけれど、これは世界最小のものだそうだ。日本発の商品で、落とし物ドットコムという会社がクラウドファンディングで資金調達して商品化したそう。最近ではその小ささを活かしてJALの飛行機整備用機材の位置管理のための実証実験を行ったりしている。

press.jal.co.jp

 

MAMORIOはただのBluetoothタグの機能しか持たず、音を出したりすることができず、電池交換も不可能というかなり割り切った仕様になっている。それでもこいつを買った理由は「クラウドラッキング」という機能がかなり面白いなと思ったから。

この機能は例えば自分が落としてしまったMAMORIOが付いた落とし物の近くに他のユーザーが通りかかると、そのユーザーのスマホでその信号を受信し、自分のスマホに位置情報を教えてくれるという機能である。この機能があれば落とし物が落とした場所になくても、ユーザー同士で勝手に探しあえることになる。

 

ただ、しばらく使ってみると、まだまだユーザー数が少ないのを感じる。MAMORIOアプリに受信した他のユーザーのMAMORIOの数が出るのだけど、ほとんどゼロなのだ。使っているユーザーが少ないということは自分が期待しているクラウドラッキングの機能が十分機能するか怪しいと感じている。

あと、単純に価格が高い。ただのBluetoothタグに3,780円は高すぎる。しかもバッテリーが1年しか持たず、バッテリーが切れたら半額の1,690円で交換するOTAKIAGEということをしなくてはいけない。導入コストも維持コストもかなりかかってしまうので、これではなかなか普及しないと思う。

ということでまだ荒削りな部分が目立つけれど、機能的には面白いのでしばらく個人的に使っていきたいと思う。

 

最後にYoutubeの動画を。気になったら検索してみて下さい。


なくすを、なくす。みんなで、さがす。世界最小の落し物追跡タグ「MAMORIO」